2023年7月15日

令和5年 第1回 南部地区 地域事例研究ネットワーク 報告書

 

 

地域事例研究ネットワーク 報告書

第 1 回

エリア 南部地区

 

実施場所 

来てこ(302活動室)

 

 

 

実施日

令和 5713

時間

14301630

出席者

31名(18事業所)

テーマ

『認知症高齢者に関する小規模多機能での支援』

*事例提供者:小規模多機能型居宅介護 A

研修の概略

1.事例ネット初参加者の紹介・挨拶

2.事例提供者からの事例説明(A様)

3.グループワーク

臨床像の共有及びグループ発表

事例提供者からの課題に対する検討及びグループ発表

4.『小規模多機能型居宅介護かわせみ』の紹介(A様)

  結果

ここ数年、コロナ禍のためオンライン研修を行っていましたが、コロナウイルスが5類へ移行したことをきっかけに、久しぶりに集合形式で研修を開催しました。今回の提供事例は小規模多機能型居宅介護で支援している認知症高齢者に関する事例を元に支援の在り方や方法について事例検討をしました。

1回目のグループワークでは、課題の検討に移る前に、臨床像をグループごと話し合い、各グループ発表を行い、事例提供者及び参加者全員で臨床像を共有しました。2回目のグループワークでは『自宅でのお風呂が大変なので、息子さんの負担が軽くなるように、本人がお風呂に入りたいと思うようになって、入浴ができるアプローチ方法を見つける(たい)』といった事例提供の課題に沿って、グループワークを通じて課題に対する意見を募りました。各グループ、活発な意見交換が行われ、課題に対する支援の提案や意見などが具体的に挙がりました。事例提供者からは、グループワークで話し合われた発表内容を元に、「新たな支援方法や今までの関わりの中での新たな視点や気づきを得ることができた」と感想がありました。

小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーと居宅ケアマネジャーが交わる機会が少ない点と実際に小規模多機能でどのような支援が行われているかを具体的に知ることができました。今後、積極的な連携を取る機会になったのではないかと感じています。

また、余談ではありますが、久しぶりの集合形式での開催だったこともあり、研修開始前に、地域のケアマネジャーが自然と名刺交換をしたり、ケアマネジャー同士、久しぶりに顔を合わせたこともあり、終始会話に華が咲いていたように感じました。顔を合わせて対話やグループワークを行うことで、直にコミュニケーションが取れることの素晴らしさを改めて実感した研修となりました。

次回の研修について

次回の研修は、令和6214日(水)開催となります(予定)。今回同様、集合形式の予定でおりますので、会場の予約が取れ次第、正式にアナウンスさせていただきます。

総合司会

B

司会

記録

C

事例提供者

A