2017年3月17日

3/11(土) がん末期患者の在宅支援講座 4回目を開催しました。

がん末期患者の在宅支援講座 4回目
日  時:平成29年3月11日(土) 13:30 ~ 16:30
会  場:シズウエル 703会議室
出席者数:116名(内訳、TC講座受講者61名+会員55名)

① 「がん末期患者の退院支援  ~ 急性期病院とのスムースな連携 ~」
  静岡済生会総合病院 地域医療センター 医療相談室
  退院支援看護師 神谷 裕子 氏
  
  ■講義内容
  ○「これからは、地域包括ケア時代となり、がん患者の支援がますます重要。他職種・他部門協同で取り組む退院支援。地域と病院が今まで以上に連携を強化し、患者さんの望む生活を実現したいと考えます。」…etc
  

  1.済生会総合病院の紹介
  2.診療報酬の改定と退院支援
  3.がん患者の退院支援事例
  4.病院と地域の連携
  







② 「がん患者の退院支援」
  静岡済生会総合病院 がん性疼痛看護認定看護師 鈴木 淳子氏

■講義内容
  ○「退院調整時に大切にしている事 ⇒ 退院後の患者と家族を支えられるのは地域医療従事者」
    ・患者の想い、家族の想い
    ・自宅で必要なケアは何か
    ・在宅で誰が何をするのか
 ⇒ 退院後も病院と地域の連携を継続して、患者と家族の希望を支えていく事が目標
 
 
  1.看護師の行動規範となるもの
  2.がん看護領域における意思決定場面
  3.療養場所の選択
  4.事例紹介



③ 「予後予測の方法等」
 静岡済生会総合病院  緩和医療科 須賀 昭彦 先生
  



  ■ 予後予測の方法として 「PPI」「PiPS」「PPS」等がある
    *聖隷三方原病院 緩和ガイド参考
    *主治医に後何ヶ月かを確認して、1ヶ月短く見積もって行動する

  ■ 介護保険の変更申請のタイミング
   ・ ちょっと動けなくなってきた
   ・ 人の助けが必要になってきた
   ・ むくんできた
   ・ 食事が減ってきた
  
  ■ 急変において
   ・ 急変は、病院でも起こるし、対処は変わらない。自宅でも安心して看取れる体制が必要。

  ■ 遺族ケア
   ・ できるならば、49日を迎える頃、遺族へ訪問したい。家族に変化があり、遺族が一歩も外に出られないようならば、専門医を勧めたい。



④ アンケート抜粋


・ これまで、癌患者さんを受け入れる時、看護師・医師との連携は取れていてもケアマネジャーは蚊帳の外的な思いが強かったが、今日の研修を受けて、お互いに「見る視点が違う」ことを理解しケアマネジャーは全てを連携させていく役目を担えばいいんだという安堵感が生じた。これからもどんどん受け入れていきたいと感じた。

・ 色々と考えさせて頂く機会をありがとうございます。自分が癌末期患者に関ることは少ないですが、そのかたが何を望んでいるか、何が出来るかなどを色々と考えさせて頂きました。ありがとうございました。

・ 家族に寄り添う心を教えていただきました。関係が終了してしまうと、ご家族の元に訪問しづらく、訪問していませんでした。これからは遠慮せずに訪問しようと思います。最近、前立腺癌の方と関り始め、予後の予測に不安を抱いていたのですが、須賀先生の話より少し長いと聞き、今後の対応の参考になりました。