多職種協働・協力のお願い
1. 認知症ケア多職種連携ツール『ふじのくに ささえあい手帳』試験運用について
今後ますます増加すると予想される認知症の方を支援するツール(道具)として、平成27年度に『ふじのくに ささえあい手帳』(静岡県・静岡県医師会)が作成されました。
この手帳は、認知症のご利用者に交付され、ご本人やご家族に持っていただくものです。病院受診時や介護サービス利用時にご提示いただき、関係職種が多職種の記載内容を確認したり、新たに把握した状態を記載する【情報共有ツール】として利用することが想定されています。
今年度、静岡市静岡医師会において、下記の地域包括圏域で試験運用をおこなうこととなりました。5圏域内の各1診療所、1診療所のご利用者各3名、合計15名のご利用者を対象とします。
【試験運用対象圏域:城東、城西、麻機千代田、長尾川、長田】
対象ご利用者の担当ケアマネジャーは、主治医より本手帳が交付されたこと
の連絡がありましたら、そのご利用者が利用している各介護サービス職種へ、
手帳が交付されたことを伝えてください。 ご協力よろしくお願いいたします。
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※静岡市静岡医師会ホームページ 「重要なお知らせ」参照
2.サービス担当者会議開催時 多職種への呼びかけについて
先月11月20日に静岡県医師会主催の「多職種連携リーダー研修会」が開催されました。全県30地域の市町から各職種の代表者が集まり、「多職種連携の課題」についてのグループワークを行いました。静岡市静岡医師会のグループでは、「すぐに取り組みことができること」として、「サービス担当者会議への多職種への参加の呼びかけ」があげられました。特に、サービス担当者会議に薬剤師のかかわりが薄い、という話が出ました。
私たちケアマネジャーが主催するサービス担当者会議において、担当医師はもちろんですが、担当の薬剤師にも声をかけることを、あらためてみなさんにお願いいたします。
なお、薬剤師への連絡ツールとして、『ケアマネジャー用<FAX送信票>』があります。静岡市ケアマネット協会ホームページ→「様式・資料ダウンロード」画面からダウンロードできます。ぜひご活用ください。
文責:稲持弘次