第2回 東部地域事例研究ネットワーク 開催しました。
事例内容:「デイサービスでハラスメントを重ねていて、やめることになった利用者」
検討課題: 事業所と情報共有をするためには、どう関わればよいか(ケアマネジャーの立ち位置を含めて)
事例提供者: エスケア居宅介護支援事業所 所 朋子 氏
日時: 令和8年9月17日(木) 9:45 ~ 11:45
参加者:30名(委員含)
会場:東部生涯学習センター 1階 第三集会室 (〒420-0803 静岡市葵区千代田七丁目8-15)
当日のグループワークの様子
■ 事例検討からの報告:グループワークで見えてきた、3つのこと
今回は、デイサービスの利用が続かなくなった事例をもとに、サービス事業所との情報共有と、その中でのケアマネジャーの立ち位置を話し合いました。各グループの発表から、3つご紹介します。
1. 先入観を持たずに、本人を知ろうとする
事例提供者は、事前にいろいろな話を聞きながらも、先入観を持たずにご本人を理解しようと関わってきました。
グループからは、その「本人の人となり」をデイサービスとも共有できていれば、という意見が出ました。ケアマネジャーが知っている本人の姿を、事業所にも手渡していくことが大切です。
2. 問題が小さいうちに、顔を合わせて話し合う
事業所からの報告が途切れたとき、それは「問題がなくなった」とは限りません。事業所なりに対策をとりながら、大ごとにしたくない事情もあったのでは、という見方も出ました。
報告の中身を確かめること。早い段階で関係者が顔を合わせ、着地点を一緒に考えること。その積み重ねが、いざというときの相談しやすさにつながります。
3. 「チームで支援する」という考えを共有する
事業所には事業所の立場があり、対応できる範囲もあります。そのうえで、ご本人の暮らしのために何ができるかを、ケアマネジャーと事業所が同じ方向を向いて考える。すぐに分かってもらえなくても、伝え続けることが大事だという意見もありました。
事業所との連絡や情報共有の難しさと、その大切さを改めて感じる研修となりました。顔の見える関係、お互いに相談しやすい関係を、地域の中で築いていけたらと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回は令和8年11月13日(金)9:45~11:45の開催予定です。第3回目の事例研究ネットワークとなります。ご案内は改めて本ブログに掲載いたしますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。