日 時 令和7年8月19日(火) 18:30〜19:20
方 法 ハイブリット形式(会場:カーニープレイス清水 オンライン配信)
参加人数 63名(会場42名 オンライン21名)医師6名 看護師12名 薬剤師6名
社会福祉士1名 介護支援専門員34名 その他4名
今回は入退院を繰り返すインスリン自己注射が必要な糖尿病高齢者の事例を取り上げました。
入院先の医師から何度も施設入所を勧められていましたが、担当ケアマネジャーは自宅で暮らすことを希望する本人や家族の声に耳を傾け、できる限り在宅で関わった事例です。
この事例で実際に支援した訪問看護師や総合病院の医療相談員からもお話ししていただき、支援の困難さがうかがえました。
療養の場や治療の決定は、あくまでも本人及び家族です。
在宅に関わる私達は、その希望にできる限り答えていくことが使命になると思います。
今回のテーマである「認知機能低下とインスリン自己注射」について、会場から現在インスリン自己注射で困った事例の紹介をしていただいたり、医師からは昨今の糖尿病の傾向や治療についてお話ししていただくこともできました。今後、認知症高齢者は増え、ますますインスリン自己注射は困難なケースも増えることが予想されます。認知機能が低下している高齢者のインスリン自己注射にかかわらず、在宅支援チームは、医師をはじめとして、訪問看護師他、多職種で連携を取ることの重要性を知る研修となりました。
開催のためにご尽力いただいた方々と、参加された皆さんに、深く感謝申し上げます。