地域事例研究ネットワーク 報告書 |
第 1 回 |
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エリア 南部地区 |
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実施場所 来てこ(302活動室) |
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実施日 |
令和7年 7月 23日 |
時間 |
14:30~16:30 |
出席者 |
16名(11事業所) |
テーマ |
『介護保険への移行に際し経済的な負担が大きくなってしまう事例』 *事例提供者:A 様 |
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研修の概略 |
1.事例ネット初参加者の紹介・挨拶 2.事例提供者からの事例説明(A様) 3.グループワーク 事例提供者からの課題に対する検討及びグループ発表 4.『障害福祉から介護保険への移行に際し、制度的な情報共有』(A様) 5.『ケアマネジャーのトリセツ』紹介(B様) |
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結果 |
今年度1回目の南部事例研究ネットワークを集合形式で開催しました。今回の提供事例は 『介護保険への移行に際し経済的な負担が大きくなってしまう事例』についてをテーマに、制度移行による課題やケアマネジャー業務のグレーゾーンについて事例を通して、支援の在り方や方法について事例検討を行いました。 グループワークでは『介護保険サービス移行に伴う、介護サービスのコスト増大についてどこまで説明するべきか』『本人の生活を尊重しつつ、生活課題についてどこまで踏み込んだ提案をするべきか。』といった事例提供の課題に沿って意見交換を行いました。各グループ活発な意見交換が行われ、課題に対する具体的な支援方法の提案や意見が多数挙がりました。事例提供者からは、グループワークで話し合われた発表内容を元に、「自分と同じような意見や考え方をお持ちの方がいて安心しました。」と感想がありました。 今回の事例に関して、65歳になる3ヶ月前からの申請が可能ではあるものの、実際に支援を受けられる65歳に到達する1日前までの空白期間、無報酬ながらもケアマネがどこまで対応すべきかと否かといった点が課題に挙がりました。 併せて、静岡市ケアマネット協会が発行した「ケアマネジャーのトリセツ」の作成に携わったスマイル介護相談所小池氏より、作成に至った経緯や活用方法など説明いただきました。契約の際など必要に応じて「トリセツ」を活用することで、ケアマネジャーの役割を説明するツールの一つとして役立つことを共有できました。 また、余談ではありますが、集合形式での開催だったこともあり、研修開始前に、地域のケアマネジャーが名刺交換をしたり、久しぶりに顔を合わせた圏域のケアマネジャーの方もおられました。顔を合わせて対話やグループワークを行うことで、直にコミュニケーションが取れることの良さを改めて実感した研修となりました。 |
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次回の研修について |
次回の研修は、令和8年2月頃の開催を予定しております。 会場や日程が決まり次第正式にアナウンスさせていただきます。 |
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総合司会 |
C 様 |
司会 記録 |
D 様 |
事例 提供者 |
A 様 |
静岡市で活動する介護支援専門員(ケアマネ)のためのページです。葵区・駿河区・清水区の各支部で活動を展開しています。各種研修の情報、業務に役立つ情報をお送りします。