昨年に続き、今回も清水医師会で毎月開催されているIPC(インター プロフェッショナル カフェ)で、静岡市ケアマネット協会 清水北部南部合同事例ネットを開催させていただきました。
テーマ 『居宅ケアマネジャーのシャドーワークについて』
日 時 令和6年10月8日(火) 18:30〜20:00
方 法 ハイブリット形式(会場:カーニープレイス清水+Zoom)
参加人数 58名(会場26名 Zoom32名 他職種含む)
シャドーワークとは、
『無報酬ではあるものの、社会・経済の基盤を支えるために必要不可欠な労働』のことです。
本来、ケアマネジャーは、相談援助職として関わる皆さんに信頼され、多くの学びを得ることができるやりがいのある職業ですが、シャドーワークにより業務量が増え、疲弊するケアマネジャーは多く、全国的な問題となっています。
厚生労働省でも『ケアマネジメントに係る諸問題に関する検討会』の中でシャドーワークについて議論され、「整理しなくてはならない問題」だとしています。
厚生労働省でも『ケアマネジメントに係る諸問題に関する検討会』の中でシャドーワークについて議論され、「整理しなくてはならない問題」だとしています。
今回の事例ネットでは、医療職をはじめとした他職種の皆さんにも現状を理解していただいたうえで、ディスカッションをさせていただきました。
シャドーワークの内容を聞いて驚く他職種の方もいる中、既にこうした仕事を自費で請負う業者がいたり、他職種にもシャドーワークがあったり、医師会でもケアマネジャーのシャドーワークを伝えるようにしたいというお話しもいただきました。
また、ケアマネジャーはそれなりの対価を求めるべき、ローカルルールを作る働きかけを行政に行なうことが重要等、様々な意見を聞くことができました。