2023年8月31日

令和5年度第1回 清水北部南部地区合同事例研究ネットワークを開催しました

日時:R5年 8月23日(水) 13:30~16:30

開催場所 清水医師会 会議室よりweb開催 オンライン(zoom)

参加者67名(50端末)

 テーマ「増える認知症 おまわりさんの眼👀 ケアマネの眼👀

今後ますます増えるであろう認知症高齢者。
今回の事例ネットは、認知症高齢者に関する課題の中でも地域社会で考えるべき「徘徊」にスポットを当て、ケアマネジャ―として、何を大切にすべきなのか、どんなことができるのかを考えました。

今回は事例検討ではなく、清水区内で実際にケアマネジャーが担当した3事例を紹介。その後、清水警察署の生活安全課の職員から、清水区の認知症高齢者の徘徊の現状報告と詐欺被害に関するお話しも聴きました。

清水警察署の令和5年度の保護案件は332(8/14時点)

うち7割が認知症。

行方不明者を捜索する際のお願いとして、生命の危機を守ることを優先する観点から、「自分達で探すよりも、まず警察に連絡して欲しい」とのお話しがありました。


グループワークでは、最優先は利用者の生命を守ること、介護者により理解度は異なるのでケースに合わせて対応し認知症を正しく理解してもらうこと、ケアマネジャーとして知識や経験値を豊富にして、支援方法の提案を幅広くできるようにすること、地域での見守り体制や身近なインフォーマル資源を増やすこと等、たくさんの意見が出ました。

清水警察署からは、清水区での詐欺被害が多いことも紹介され、被害を防ぐためのチラシを紹介していただきました

チラシ  ⇒⇒⇒   ①ナンバーディスプレイ  ②詐欺電話確認シート

お忙し中、多くの方に参加していただきありがとうございました。

今後も事例研究ネットワークの参加をお待ちしております。  清水支部 北部南部研修担当