2022年2月1日

令和3年度 第2回 南部地区地域事例研究ネットワークを開催致しました。

研 修 名:南部地域事例研究ネットワーク
開 催 日:令和4年1月18日(火)
開催時間14301630
開催方法:ZOOMを使用したオンライン研修
参 加 者:24名(20端末)

ゲ ス ト:静岡市生活支援コーディネーター 水野様(東海道シグマ)

 

【 事例テーマ 】

「生活支援コーディネーターの役割と地域の社会資源の繋げ方」

 

【 概要 】

・生活支援コーディネーターの役割及び事業紹介

・生活支援コーディネーターの活動と地域の社会資源事例

・インフォーマルな社会資源との繋がりを持つことができた事例紹介(2事例)

・グループワークを通じ、社会資源との繋がり方や、本研修を受け今後自身ができそうな

社会資源と繋がるための働きかけを共有する。

 

【 感想 】

今回は、東海道シグマの水野様をお招きし、生活支援コーディネーターの役割や地域との繋がりについてお話頂き、その後にケアマネジャーが地域の社会資源を活用した事例のご紹介もさせて頂きました。

『生活支援コーディネーター』の役割やどのような事業を行っているのか、また、どのように生活支援コーディネーターと繋がっていくのか、どのような時に相談したら良いのか等の質問が多く出ました。生活支援コーディネーターより、直接的に相談を承ることも可能だが、まず個別課題を地域包括支援センターに相談いただき、個別課題から地域課題へ繋がった時に生活支援コーディネーターが介入するタイミングで、地域ケア会議の参加などの介入も可能との話を伺い、それぞれの地区により地域性はあるものの、一つの社会資源としての位置づけを全体で共有する事が出来ました。

ケアマネジャーの事例(2事例)では、支援に繋がらない利用者を、本人のペースに合わせながら、時間をかけて想いを傾聴することで課題を拾い上げ、課題に対して、民生委員・社会福祉協議会・その他地域のインフォーマルな社会資源との繋がりを持つことで、支援介入できたケースの紹介があり、具体的にどのように支援を進めていけばよいか、どのように社会資源と繋がっていけば良いかイメージを共有する事が出来ました。

グループワークではケアマネジャー同士、自身の支援の中での社会資源との繋がり方や、本研修を受け、今後どのような働きかけが出来るか皆で共有の時間となり、意見も活発に出ており、社会資源の活用や繋がりを持つことに対するヒントを得る事に繋がり、今後の支援の足掛かりになる研修になったのではと感じました。

オンラインでの事例研究会に多くの方の参加を頂きありがとうございました。今後共ご参加宜しくお願い致します。