2019年7月27日

第1回清水・南部地区地域事例研究ネットワークを開催しました

開催日:令和1年7月17日
開催時間:13:30~16:00
開催場所:清水保健福祉センター 清水医師会 4階大会議室
参加者:38名(18事業所)
事例テーマ:
『障害受容が出来ぬままあの頃に取り残されてしまっているケース』

医師から後遺症が治る事がないと告げられているが本人は「脳梗塞発症前の状態に
戻りたい、脳梗塞発症前にようにスタスタ歩きたい」との意向が聞かれている。

本人は現実の受け入れが出来ず矛先が夫に向かい暴言や暴力がみられている。
夫は温厚な性格で本人の全てを受け入れており、上手くストレス発散しているが、
ケアマネとしては本人による夫への暴言や暴力を目の当たりにすると何とかしなければ
と悩んでいる。夫の意向である「イライラしないで明るく笑顔で生活してほしい」
検討課題として議論を深めた。

●検討結果
・夫だけではなく家族の関わり合いを強化する事で本人の気持ちが和らぐのではないか、
旅行へ行って気分転換を図る、親としての役割を持ってもらう、子供達との信頼関係の再構築
を図る等の意見が聞かれました。
事例提供者からは課題が明確になり整理が出来た。本人の思いなども再認識できた等の
意見が聞かれました。

お忙しい中、多くの方に参加して頂きありがとうございました。
また次回の参加をお待ちしております。