2017年4月3日

3/29(水)ソーシャルワーク(SW)講座 精神保健福祉に関する研修会(静岡市こころの健康センター共催)が開催されました。

日時:平成29329日(水)13301630
場所:城東保健福祉エリア 保健福祉複合棟3階 第12研修室
研修ポイント:SW講座(2ポイント)
参加者数:74

ケアマネジャーは、「8050問題」と呼ばれる複合的ニーズ(80代親と50代の子が同居する世帯で、介護サービスのみならず、ひきこもりや精神保健福祉といった視点での支援ニーズ)に出会うことが少なくありません。
今回の研修では、ひきこもり支援や精神保健福祉支援の視点をケアマネジャーが知ることで、効果的な連携による地域の支援力向上につなげることを目的に開催されました。

研修会は3部構成で実施されました。
1 ひきこもり概論
講師:特定非営利活動法人サンフォレスト 三森氏
【三森先生の講義資料】 ←※クリックして下さい。

2 支援機関の紹介
 ・静岡市ひきこもり地域支援センター DanDanしずおか
 ・静岡市支援センターなごやか
3 パネルディスカッション
 進行:精神保健福祉士・社会福祉士事務所静岡まちとも 大石氏
 パネリスト:静岡市ひきこもり地域支援センターDanDanしずおか
       静岡市支援センターなごやか
       静岡市ケアマネット協会

ひきこもりや精神障がいのある方への支援は、非常に長い時間をかけ何度も試行錯誤を繰り返しながら進めていくことが常であり、時には10年以上も一人の方への支援を継続することもあるようです。
一方、私たちケアマネジャーの支援対象は高齢者が主であり、その特性から支援は(ケースにもよりますが)短期集中的に行うことがあり、そういった面でひきこもりや精神障がいの方への支援とは大きく異なっています。
しかしながら、昨今増加している「8050問題」の複合的ニーズを有するケースにケアマネが関わることは少なくなく、高齢の親(利用者)から同居の子に対する不安の訴えや相談を受けることがあります。そういった場合ケアマネは、専門の支援機関に連携を依頼しますが、「支援のペース(研修ではこの言葉が何度も出てきました)」の違いに戸惑いを感じることがあるかもしれません。
今回の研修では、ひきこもりや精神障がいの方への「支援の視点」から各支援機関の「位置づけ・活動内容」、そして「支援のペースの違い」について知る良い機会となりました。しかし今回だけでケアマネが全てを理解し、「ペースの違い」に戸惑いなく連携を実行していくのはまだまだ難しいのではないでしょうか。

今後もケアマネット協会では、こういった他機関他分野を知り、適切な連携につなげるための研修の場を継続して実施していきたいと考えております。