2016年12月13日

12/8(木)清水支部主催「第2回全体研修会」を開催しました。

癌末期の利用者さんをどう支えますか?
~末期癌患者における多職種連携の重要性について~

日 時: 平成28128() 1900 2045
会 場: はーとぴあ清水6階 多目的ホール(清水区宮代町1-1)
吉永先生
出席数: 142名(内、TC講座受講者 43名)

この度、静岡市ケアマネット協会・清水支部主催により、第2回全体研修会を開催しました。
今回は末期癌の利用者さんを看取る時、ケアマネジャーとしてどのように支えたら良いか?をテーマに、総合病院医師・在宅医・薬剤師・訪問看護・ご家族等の協力を得て、パネルディスカッション形式にて全体研修を開催したいと思います。
お一人暮らしや老々介護が増えている中で、末期癌の利用者さんに関わる機会が増えています。今回の研修を通じて、日頃から末期癌患者さんに関わっている医師の方々と一緒にアプローチ方法を考える機会となればと思い企画しました。

①講演「末期癌患者を担当するケアマネに期待すること・課題など」
 吉永医院 院長 吉永治彦先生

岡上先生
②講演「末期癌患者を担当するケアマネに期待すること・課題など」
 清水厚生病院・外科(診療副部長) 岡上能斗竜先生

③パネルディスカッション
 パネラー: ホットハート居宅介護支援事業所 松下みどり
 パネリスト:(在宅医)吉永医院 吉永治彦先生
      (総合病院医師)清水厚生病院 
                                                    岡上能斗竜先生
      (訪問看護師)訪問看護ステーション駿河 望月多恵子様
      (薬剤師)宮城薬局 宮城規秋様
      (ご家族)利用者様 桜井順子様
      (ケアマネジャー)日本ケアサービス 不破敬史様

事後アンケートを行いました。(抜粋します。)
①吉永先生の講演の感想
・とてもすてきなお話で、チームを作ったケアは心強いです。ICTのツールはやはり必要と思われると感じた。こんなDrがたくさんいれば看取りは怖くないと思いました。
・在宅で看取りを関わる時の言葉のかけかたなど今後ケアマネ業務に生かしたいです。
・清水医師会、機能強化型在宅療養診療所グループの在宅へのバックアップ体制が、ケアマネとしては、とても心強く、これが他にも拡がっていくとよいと思いました。ケアマネはあくまでも、医療の素人だからこそ、患者さんと家族の想いを深く考え、医療との橋渡しをしていこうと思いました。

②岡上先生の講演の感想
・どこで看取るかという事よりも、患者さんご家族とどう関わるかが大切なのだと思いました。
・先生たちは医療に徹しながらも、すごく患者さんや家族の想いをくみ取りたいと思って下さるのだと感じました。私たちも、どうにも困ったら、病院があると家族が思うことで不安が軽減されたケースも多々経験してきているので、想いが深い先生の言葉がうれしかったです。
・病院の先生としては在宅のこと、本人、家族の気持ちを優先してくれることをありがたく思った。ケアマネに方針を決める話し合いに参加してほしい。在宅も医療も一緒に支援する言葉が印象的でした。

③パネルディスカッションの感想
・本人、家族が最後に満足できる看取りが一番。そのサポートが出来るケアマネを目標にしていきたい。本人、家族の気持ちをしっかりと聞く→支えになっている事は勉強になります。訪看との同行訪問を積極的に活用して行きたいと思います。
・医療的にはケアマネとして十分ではないがご家族等のお話を聞いてこんな感謝される仕事なんだと気持ちを新たにしました。
・多職種連携をスムーズにしていくために常にCMは介護も医療も学んでいくことは必要で、その方法は、自習あり、研修会あり、仲間ありだなと思いました。そうやって学んでいって理解や支援へつながっていきながらも、患者さん、家族の初めてのことへの不安の一番の理解者になっているべきだと思いました。がん末期は短期間に状態がどんどん変わるので、本人と家族を支え、ともに頑張れるケアマネでいたいです。
ケアマネジャーとしてとても元気が出るお話をたくさん聞けました。
会場の様子

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションでは、ケアマネの立場より、「特に医療職でないケアマネジャーが癌末期の利用者を担当する場合、何が不安なのか?」をテーマに、それぞれの立場より、意見を交わしました。
平日の夜開催でしたが、静岡からも大勢のケアマネジャーが研修にお越しになっていました。
みなさま、お疲れさまでした。