2016年9月30日

平成28年 第2回 北部地域事例ネットワーク を開催しました

研修名: 北部地域事例研究ネットワーク
開催日: 平成28年9月29日(木)
開催時間: 18:00
~20:00
開催場所: ケアハウス カリタスみわ
費用: 会員無料 非会員500円参加人数:44名(うち弁護士先生2名)


事例のタイトル「経済的な問題を抱える家族と暮らす高齢女性への支援」
 
今回の事例検討では、
法テラス静岡法律事務所 弁護士 浅井裕貴 先生
伊藤総合法律事務所   弁護士 伊藤嘉奈子 先生
の2名の先生にご参加いただき、貴重なご意見がありました。
 
 
 
 
事例では本人の意志や判断能力について、また家族の経済状況や支援状況についてケアマネジャーとしてどのようなかかわりをしてきたかが報告されました。
また今後どのような支援ができるかがの意見交換がおこなわれました。
 

【メンバーからの意見(抜粋)】
・金銭の事実確認をおこなう。記帳などの確認。法的機関への相談。
・家族に対する関係機関の支援を検討する。
・行政による介入の検討。
・地域性を考慮した支援。
・本人の価値観を尊重する、または、どこまで尊重できるか見極める。本人の自覚を促す。
 

【弁護士による事例に対する意見】
・現代の一般的な水準に満たない、あまりにも劣悪な環境は本人の人権を害していると考えられる。虐待のケースとしての検討も視野に入れるべきではないか。
・様々な関係機関に協力を仰ぎ、連携していくことが大切ではないか。
  



 
 
今回も、弁護士の先生からケアマネジャーに対する、支援のポイントについてご意見がありました。

ひとつめ:「ケアマネジメントによる裁判での事例では、アセスメントの過程とその記録が正確であったかが争点になっています。クレーム対応なども含め、適切に記録を残すことが大切です。」

ふたつめ:「ケアマネジメントにおいて、本人と家族の利益が相反していた場合は、本来は本人の擁護に回るべきではないでしょうか。支援においてはひとりで抱え込んだり、背負ったりせずに、他の協力機関に援助を仰ぐことも大切だとおもいます。」
 
 
 
 
浅井先生、伊藤先生、貴重なご意見ありがとうございました。