2016年2月15日

2/13(土) 医療知識スキルアップ研修・ステップアップ研修 第3回がん末期患者の在宅支援(TC)講座 開催しました。

平成27年度 介護支援専門員 医療知識スキルアップ研修
ステップアップ研修 第3回がん末期患者の在宅支援(TC)講座


『この街をホスピスにしましょう~愛する人に寄り添って~』

          講師: たんぽぽ診療所 院長 遠藤博之先生
遠藤博之先生

静岡ケアマネ協会では、静岡県介護支援専門員協会助成事業として開催する介護支援専門員医療知識スキルアップ研修と、本年度から始まった静岡ケアマネ協会ステップアップ研修がん末期患者の在宅支援講座の第3回研修を兼ね、市内でがん患者の在宅医療に熱心に取り組まれている、遠藤博之先生にご講義をいただきました。

日時: 平成28年2月13日(土)18:00~20:00
会場: 静岡労政会館6階大ホール(葵区黒金町5-1)
参加者数: 100名 (内、TC講座受講者58名)

研修認定:(会員)総合研修2ポイント
       (TC講座受講者)総合研修2ポイント+ステップアップ研修(TC)2ポイント

後援: 静岡市静岡医師会

先生の在宅医療での患者さんとの体験談の話を中心に、先生が感銘を受けた著名本から読み取り、がん末期患者に接するときの心構え、ホスピスケアについて学びました。

先生の言葉の中で印象に残ったのは・・・
街をホスピスにするには、医師・看護師・ケアマネジャー・ヘルパー・ご近所の協力・連携が重要である。
モルヒネ=緩和ケアではなく、「自らの、そして他者の存在の深みの痛み・呻きを知る」ことが、ホスピスケア・緩和ケアである。
ホスピスケアをする人は、Wounded Healer(傷つけられた癒し人)で、悲しい時にそばにいてほしい人である。医師やケアマネジャーがそれにならないといけない。そういう宿命である。
「痛む人」「先に逝く人」「人生の悲しみを知っている人」が「生きることの意味を知る」ことができる。
人はただ死んでいくのではなく、愛する人に大切なものを遺してこの世を去っていく。
「死を背景にしてこそ生の意味はあざやかになる。」

また、アンケートを実施しました。抜粋します。
・今日の話については、私たちはいつも意識し想いを持っていなければいけないのだろうと思いました。逆にご利用者様に何度も心を救われて仕事をしてきたな・・・と反省もあり・・・・自分ももっと癒していける人にならなければと思いました。
・私が初めて介護の仕事をして亡くなった方のことを思い出しました。とても悲しくて今でもはっきりと覚えています。今では流れ作業のようになっている人の死に対し、ハッとした思いになりました。ありがとうございました。
・とても勉強になりました。ケアマネとして、知識を身につけるのも大事ですが、利用者に寄り添う気持ちというのも、とても大事なことがわかりました。遠藤先生に紹介して頂いた本も読んでみたいと思いました。
・死を背景している人というのは、まさに今を生きている人、自分のことなのだと思います。自分の人生を考え直しているところに、先生のお話を伺って、やはり真剣に考えなければダメだと思いました。

先生の講演は、奥が深く、いつも何か考えさせられます。