開催日:平成26年1月11日(土)
開催時間:13:30-16:30
開催場所:あざれあ4F 研修室
費用:会員無料 非会員500円
内容:これからの認知症対策 ~ケアプランのヒント~
講師:杉森幸恵氏(認知症介護指導者の会)
参加者:25名(24事業所)
三連休の初日という貴重な時間にも関わらず、多くの方に参加いただきました。
今回は認知症介護指導者の会の杉森氏をお招きし、●認知症の理解を深める●ケアプランの必要性●施設ケアマネに求められていること等をねらいとして講義・演習を実施してくださいました。
認知症ケアには専門性が必要であること、特に施設や居住系の事業所だからこそ提供できる質の高いサービスがあることを改めて気付かせてもらえた内容でした。
また専門性以前に、目の前にいるその方の「こだわり」に想いを馳せることの大切さ、施設や家族の一方的な都合や判断でものごとが進められがちな危うさについても再認識することができました。
抱える件数の多さ、他の業務との兼務、事業所での立ち位置、一人ケアマネ・・・。
悩み多き施設ケアマネではありますが、今回教鞭を執ってくださった先生自身も現役で施設ケアマネとしての業務をされており、ご自身が経験されたたくさんのエピソードをとても楽しげに語っていらしたのが印象深かったです。
大先輩の話を聞いて、仕事としてのやりがいは何より目の前の入居者さんを一人の人間として尊重し、愛して止まない、そんな温かさの中から湧き出してくるものだと感じました。
3時間という短い時間ではありましたが明日からの活力につながる、貴重なお話を聞くことができました。
受講された方のアンケートより
講義・演習について大変満足17名(68%)、まあまあ5名(20%)、無記入3名(12%)といった評価をいただきました。