2013年5月16日

災害対策机上訓練が実施されました

平成25年5月15日(水)13:30-16:30 会場:中央福祉センター

この研修、訓練は主任ケアマネのひとつのチームが「防災」をテーマに研究として取り組んでいる活動の一環として行われました。
東部地区のケアマネ、サービス事業所と市社協や行政など、82名もの参加での開催となりました。

静岡市が震度7の地震にみまわれ、東部地区で高齢者に携わる事業所やケアマネがそのときどのように考え、行動するかを机上でシミュレーションをするという訓練でした。

居宅介護支援事業所、地域包括、訪問介護、通所介護、グループホーム、福祉用具業者、特別養護老人ホーム、老人保健施設、行政、市社協などをテーブルに分け、会場に小さな町を設定しました。

第一段階 地震発生直後から10時間
第二段階 発災1~3日目
第三段階 発災4~1ヶ月

それぞれの段階ごとに時間をくぎり、
@自分たちになにができるか、何をすべきか(目標設定)
@それらを達成するうえで何が支障となっているか
@それらを達成するために活用できることはあるか

自分がそのときすべきことを考え、事業所としての役割や使命を認識し、地域との連携を図りながら、被災した高齢者のサポートを実施していくことがこんなにも大変で大切なのかとあらためて実感することができた研修でした。

参加したケアマネの中では訓練上、施設の職員になったり、訪問介護・看護のスタッフになったりとロールプレイの要素もありましたが、役を演じることで自身の業務の中での防災の備えをどのようにしていったらよいのかを客観的に知ることができたかと思います。

あっというまの研修で、この3時間は緊張が続く非常に濃いものだったと思います。
参加されたみなさん、どうもお疲れ様でした。

今回は東部地区での開催でしたが、今回の研修で得たノウハウ活かし、いずれは静岡市の各地域でも防災訓練の一環として実施できるよう取り組んでまいります。

ちなみにこの研修はテレビ静岡の取材を受け、当日の18時頃にニュースで放映もされました。