研修について



Ⅰ 研修制度について


静岡市ケアマネット協会研修制度は、「総合研修」と「ステップアップ研修」の2つで構成されています。
新型コロナウイルスの感染予防の観点から、集合研修に加えインターネットを活用したリモートによる研修で開催されることが多くなりました。静岡市内各地区でも研修会が開催されていますので自己研鑽やネットワークづくりにご活用ください。

「総合研修」

 
静岡市ケアマネット協会会員と非会員(有料)の方も参加できる研修です。静岡市で活動するケアマネジャーの基礎部分を形作る研修で構成されています。

1) 地域事例研究ネットワーク
葵区・駿河区・清水区で年4回程度事例を使用した研修会等を実施しています。勤務事業所地区での研修会の参加や他地区の研修会にも参加することができます。地域のネットワーク作りも大きな目的の一つです。詳しい内容やスケジュールはこちら

2) 基礎ケアマネ研修会
年4回の基礎講座です。新任や基礎を学びなおしたい方向けの研修です。協会の紹介や、ケアマネジャー業務の流れの振り返り、グループワーク学習、医療・保健・福祉の連携の基礎を学びます。

3) 施設ケアマネ研修会
施設ケアマネジャーを対象にした研修会です。他施設との意見交換や交流、施設ケアマネジャーとして必要な知識を学びます。

4) 全体研修会
葵支部と駿河支部、清水支部で主催する研修会です。ケアマネジャーとして必要な知識や情報等を学びます。

5) 医療知識スキルアップ研修
ケアマネジャーに必要とされる医療知識を学ぶ研修です。疾病の基礎知識やケアマネジャーとしての気づきのポイント等を学びます。

6) 自主研究活動
会員の皆様の自主的な研究活動を協会として推奨しバックアップします。自ら学びたいテーマを自由に設定し自主的に学ぶ場を提供します。詳しくは「自主研究活動グループ助成事業・実施規定」をごらんください。

7) その他、会員の皆様に必要な研修会を随時検討し、学びの場を提供します。


「ステップアップ研修」


 専門的な分野に特化した学びの場を提供する研修です。協会会員を対象として、年間を通じた講座形式で実施します。講座の内容によっては、他団体主催研修を包括する内容もあります。他団体、他職種との連携を図ることも目的の一つです。

1) 医療連携講座 (MC講座)
 この講座は、医療知識の学習、医療機関・医療職との連携方法検討、多職種の顔の見える関係の構築などを目的としています。

2) 相談援助技術・スーパービジョン講座 (SV講座)
 相談援助職としてのスキルアップと地域の人材を育成することができるスーパーバイザーを育成します。(ケアマネジャー実務経験3年以上の会員に限ります)

3) ソーシャルワーク講座 (SW講座)
 高齢者の尊厳の保持と自立支援に資することを目的とし、ソーシャルワークのよりどころとする人権の概念の理解や、権利擁護や虐待対応、相談援助の実践方法を学習します。※平成27年度は、総合研修の全体研修と合わせて実施します。

Ⅱ 研修の認定について


 当協会で実施しています研修会について、主任ケアマネの更新に係る研修の認定を付与いたします。参加した研修で得たコードをもって研修参加記録(Googleフォーム)に各自で記録することで、年間を通じて参加した研修の証明書の発行を受けることができます。