2021年11月19日

令和3年度第2回 北部地区地域事例研究ネットワーク(オンライン)を開催しました

開催日: 令和3年11月18日(木)
開催時間:15:00~17:20
開催場所:オンライン(ZOOM)
参加者:56端末 70名

内容:

①事業所紹介
静岡市静岡医師会医療介護連携推進センター 浅利 惠美子様


医療者と介護者とのチームとしての関係性の重要性について、現場での実践を生かした講演をいただきました。
「くるまでまってる」と言われても「車で?」「来るまで?」など捉えが異なってしまいます。普段からの顔の見える関係の重要性が認識できました。



②在宅医療について(1)「アドバンスケアプランニング、グリーフケアについて」
医療法人貞栄会顧問 (静岡ホームクリニック) 望月 悦子様


ACP(アドバンスケアプランニング)により治療や療養について予め話し合うプロセスがおこなわることで、かかわった段階からグリーフケアが始まります。
喪失しまって、落ち込んでしまうことがある方へのかかわりとして、グリーフケアの重要性が理解できました。

③在宅医療について(2)「在宅医療について ケアマネジャーからの質問」
静岡ホームクリニック 理事長 内田貞輔先生


「生活の中で病気と付き合う方法」については、未だ情報共有が不十分といえます。「病」「老」「死」などの話し合いが不十分で、エンディングノートのレベルでもやったことのない人が多いことが現状です。
特に終末期を自宅で過ごせない一番の理由は(患者本人、患者家族の)「不安」に尽きるということです。
「医療を生活に溶け込ませる」と理解していくことが大切です。



また、「一般の人」「介護職」「看護師」「医師」それぞれの、緊急性の判断は異なるります。より軽いと思われる事態でも深刻だったりするため、平素からの連携が必要です。
在宅医療とは、いろいろな人がかかわり、日々進化している現場であるため、思い込みを排除し、日々連携を深めていくことが大切です。


次回も皆様のご参加をお待ちしております!